石けんシャンプーの難しさ

石けんシャンプーの難しさ

スキンケアもヘアケアも洗浄剤が半分以上を決めると言っても過言ではありません。

汚れを適切に落とし、必要な潤いは守ることが何よりも大切なのはみなさんご存知かと思います。乾燥の原因は、冬場は空気が乾燥しているですとか、季節の変わり目は敏感になっていてバリア機能が弱まっているですとか様々な要因が考えられますが、それらはあくまで二番目三番目の要因にすぎないです。

直接的に乾燥の原因は洗うことです。だいたいの方は毎日入浴されると思いますので、髪や頭皮と体に関しては一日一回、顔に関しては朝晩の二回洗っていることになります。子供のころからの習慣なので当たり前のことすぎて忘れてしまいがちですがスキンケアにおいてもヘアケアにおいても念頭に置いておきたい事です。

スキンケアに関しては適切に汚れを落とし潤いは守るという機能はコールドプロセス石けんが突出して優秀で私はもう他の洗浄剤を使う気にはならなくなりました。コールドプロセス石けんには種類やレシピが様々にあり、その中から選んで使用しています。

洗髪はシャンプーがベスト

コールドプロセス石けんが大好き過ぎて本当は洗髪も石けんでしたい気持ちでいっぱいなんですが、どうしても適していない理由がいくつかあります。

ひとつは、コールドプロセス石けんの特徴の表面がサラッと仕上がることです。スキンケアでは本当にこれが気持ちいいのですがヘアケアとなると、濡れた髪同士が絡まったり指通りが悪くなりギシギシとした手触りになってしまいます。乾かした後はサラッとしているのがいいのですが、シャンプー中やタオルドライ、ドライヤーをかけている途中の濡れた髪には表面の滑りを良くしてくれるある種のヌルつきのようなものがあるほうが快適なのです。

もうひとつは、コールドプロセス石けんの弱点の溶け崩れのしやすさです。肌を洗う時には少々柔らかくなっていても問題ないのですが髪に使うとペースト状に石けんが絡みついてしまいます。前述の通り、濡れているときは非常に指通りが悪い状態になってますので、それを洗い落とすために擦ったりマッサージをするとますます髪同士が絡まってしまいます。

頭皮の美容と健康に対しては間違いなく石けんは良いものなのですが、健康な頭皮から健康な髪が生えてきても洗うたびに絡まって物理的なダメージを与えてしまったら元も子もありません。

アミノ酸系かベタイン系の洗浄成分のシャンプーが今のところベストだと思います。

それでも石けんで洗いたい人もいる

私も石けんを愛してやまないのでどうにか工夫できないかと試行錯誤しました。同じような方がいらっしゃるようでウェブ上にはたくさんの情報が発信されています。しかし有益な情報は得られませんでした。洗髪用石けんの発展を願いつつもアミノ酸系シャンプーを当面は愛用していきたいと思っています。

 

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