自宅で手作り!コールドプロセス石けんvol.5

自宅で手作り!コールドプロセス石けんvol.5

安全に良質な石鹸を手作りするための基礎ポイント解説の続きです。

今回はオプションについてです。

オプションとは

型入れ前に入れる有効成分、色素、香料などの総称です。

前回までのお話でだいたいお分かりいただいたと思うのですが、原料油脂のレシピを自分で考えるのは難易度が高いです。

でもせっかく手作りするのだから一工夫してみたくなりますよね。そこでオプションなら計算なども必要なく大匙1程度加えるだけですので手軽に楽しめます。

オプションの必要性

私は正直、必要はないと思っています。肌には自浄作用も自己修復機能もありますので、油脂、苛性ソーダ、水のみで作られたシンプルな石鹸が過不足がなくちょうどいいと考えています。

初めて使ったコールドプロセス石鹼がはちみつ石鹸だったので「はちみつ石鹸はスゴイ!」とその当時は思いましたが石鹸について調べていくにつれコールドプロセス石鹼という製法を知り、「はちみつはおまけ要素なんだな」と気が付きました。

手軽なおもしろ要素やお楽しみ要素として気分転換にあってもいいかなという程度です。

オプションのリスク

オプションとは添加物ですのでわずかながらもリスクはあります。販売業者のイメージ戦略のせいも多分にあると思っているのですが「食べられるものは肌にも優しい」という思い込みは危険です。

鹸化というのは強アルカリで加水分解をしているということなので、そこに加えるオプションも同様に加水分解されています。

加水分解とは分子が細かくなり肌へ浸透しやすくなる状態になっているのです。肌に浸透するというのは聞こえはいいのですが、肌というのは本来外部からの侵入を守るためのものです。

具体的にはアレルギー誘発の危険性です。もともとアレルギーを持っていない人でも加水分解した成分を肌につけることによりアレルギーを発症するケースがあるのです。もちろんすべての使用者が発症するわけではないです。

アレルギーのお話

アレルギーの発症に関しては医学的にもまだ謎の多い分野です。

詳しくは別の記事で書きますが、植物性のタンパク質に対して起きることが多いです。例えばコメアレルギーも精製した白米ならほとんどタンパク質が取り除かれているので発症せず、玄米や米ぬかなどには反応を示したりします。

石鹸のオプションで重篤なアレルギーを起こした例がありますので、Wikiのリンクを張っておきます。現在も係争中です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%A0%E9%A6%99

あまり無添加や天然成分にこだわりすぎるのも視野が狭くなったり行動が制限されて生活を楽しめなくなると思うのですが、手作り石鹸の楽しみとアレルギーリスクを天秤にかけたら私はオプション入れなくてもいいかなと考えています。

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