自宅で手作り!コールドプロセス石けんvol.1

自宅で手作り!コールドプロセス石けんvol.1

コールドプロセス石けんとは、40度前後の低温で原料油脂に水酸化ナトリウム水溶液を加えて鹸化し、更に二か月ほど寝かせて熟成するという方法で作られた石鹸です。特徴は副産物であるグリセリンを分離しないことと、原料油脂が残ることです。

前の記事では選び方と購入の注意点について書きましたが、今回は手作りについてです。作り方、材料はいたってシンプルです。ただし、非常に時間がかかります

使用する道具と苛性ソーダ以外の材料はネット通販などでスターターキットとしてセット商品として売られているのでそちらを利用するのが一番簡単です。料理用で台所に自宅に既に揃っていらっしゃる方は、そちらを使っていただいて構いません。

苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)は劇薬ですので通販では購入できません。お近くの取り扱いのある薬局薬店などで購入できます。その際に身分証が必要になりますのでご用意して行ってください。

使用する道具

  • 電子量り(1g単位で量れるもの)
  • 温度計2本
  • ボウル
  • 大きめのボウル(お湯を入れてもうひとつのボウルを温める用)
  • 泡だて器
  • ゴムべら
  • 耐熱ガラス容器
  • 計量カップ
  • 計量スプーン
  • 保護メガネ
  • マスク
  • エプロン
  • ゴム手袋
  • 型(アクリルモールド、牛乳パックなど)
  • 型を収納できる大きさの保温箱(段ボール箱や発泡スチロール箱)

使用する材料

  • 油脂500g
  • 精製水175g
  • 苛性ソーダ66g

作り方の手順

1.材料を別々の容器に入れ量ります。精製水を耐熱ガラス容器、油脂をボウルで量ると洗うものが少なくて便利です。

2.苛性ソーダを精製水に少しづつ入れ、手早くスプーンで苛性ソーダの粒がなくなるまでかき混ぜます。刺激臭のある蒸気が上がるので吸い込まないように注意してください。この水溶液は強アルカリですので絶対に素手で触れたり、水滴が跳ねたりしないように丁寧に作業しましょう。

3.2で作った苛性ソーダ水とボウルに入れた油脂それぞれの温度を測り、40~45度の間で同じ温度に合わせます。油脂を湯煎で温め、苛性ソーダ水は室温で反応熱が冷めるのを待ちます。

4.両方が同じ温度になったら、油脂の入ったボウルに苛性ソーダ水をゆっくりと注ぎ泡だて器で撹拌します。最初の20分は休まずに混ぜ合わせます。その後は手を休め、10分~20分おきに様子を見ながらかき混ぜます。

5.カスタードクリームのような状態になったら、型に入れます。原料油脂の種類や室温などによって12時間~24時間くらいかかる場合があります。

6.型に流し入れたら保温箱に入れ24時間寝かせます。24時間後に様子を見て固まっていたら型だしです。ある程度の硬さがないと取り出すことができません。型だしできるまで最低でも1日長いと一週間くらいです。

7.型から出し、表面が乾燥してきたら好みの大きさに切り分けます。乾燥するまでに1~2日ほどです。

8.風遠しの良い日の当たらない場所で6週間ほど乾燥させて出来上がりです!

原料油脂にもよるんですが、とにかく時間がかかります。付きっきりで様子を見る必要があるのは油脂と苛性ソーダ水を混ぜ合わせて撹拌する段階だけなのですが場合によっては24時間近くかかるので一日がかりの作業になります。

ざっくりと全体の流れを説明しましたが、実際に作るとなるとこれを読んだだけでは分からない点や不安な点があると思いますので、次回から細かいポイントを解説していきたいと思います。

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